白鷹の書斎

このサイトは、警備員というお仕事、趣味、その他もろもろについて、ゆる~く語るブログです。

【ポケット指導】「広報7割、誘導3割」(Web版)

日々警備業務に勤しむ皆さま、お疲れ様です。

 

今日は、自論である「広報7割、誘導3割」について、

少々お話ししようと思います。

 

まずは用語を分解してかみ砕き、ご説明を・・・。

 

警備における広報とは、

「今起きていることや案内を伝える」ことです。

 

警備における誘導とは、

皆さんが毎日従事してます「交通誘導業務」のことです。

 

今回は、現場にいざ立ったとき、「どちらに比重を置くべきか」

そして「どちらを先に勉強すればいいか」という二点について

私なりの解釈をお伝えできれば、と思います。

 

と言っても、もう表題で答えが出てしまっているのですが、

ズバリ「広報」に力を入れるべきと思っています。

 

得意不得意もあるので、人それぞれだと思いますが、

「広報」をすることで回避できることが非常に多いです。

 

事故もクレームも、基本的には広報を着実に行っているか

行っていないかによって回避できる可能性がグッと上がります。

 

以下に例を示すので、ぜひ活用してください。

 

「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」(広報の基本)

「足元にお気を付けください」(万能の一言)

「緊急車両が通過します」(救急車、消防車、パトカーの通過時)

 

まずは、この三つから始めてください。

【ポケット指導】「背面警備」について(Web版)

日々警備業務に勤しむ皆さま、お疲れ様です。

 

さて、今回は「背面警備」という言葉について、

少々お話ししようと思います。

 

「背面警備」とは、言葉の通り、

「現場に対して背を向けて警備する」ということの意です。

 

具体的には・・・

私たち警備員は、現場の監督さんでも作業員さんではないため、

工事の進み具合を確認したり、監督する必要性は「ほぼ」ありません。

 

それよりも重要なことは、現場に接近する歩行者や車両が、

現場の危険エリア内に入らないか見守り、

必要に応じて声掛けや誘導をすることのほうが重要です。

 

このことを十分に理解しているのであれば、

おのずと「背面警備」という言葉の意味が理解できると思います。

同時に、自然と「背面警備」を行っていることでしょう。

 

ただし、「現場は生き物」です。

上記で「ほぼ」と言った通り、状況の変化によって

誘導の方法や規制が変わるかもしれません。

それをいち早く察知するため、現場の状況を

常にある程度把握しておく必要があります。

 

ここでワンポイントアドバイスです。

 

ワンセット10秒間として、全周囲の情報収集に8秒程度、

現場の情報収集に2秒程度使う、と考えると良いと思います。

 

慣れるまでは、8秒間カウントしながら周囲を見渡し、

2秒未満で現場の状況を確認すると良いでしょう。

 

暇な現場ほど、現場の状況ばかり気になってしまい、

歩行者や車両の接近にギリギリまで気が付かない、

なんてことがよくあります。

 

些細なことであり、日常茶飯事かもしれませんが、

このことが事故やクレームに発展する恐れがあります。

これらを未然に防ぐ意味も込めて、

「背面警備」をぜひ取り入れてください。

 

以上、明日もご安全に!!

【謹賀新年】あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

 

本年もよろしくお願いいたします。

去年は、ブログを上げなきゃ上げなきゃ、と思っていたら

あっという間に日が過ぎてしまいました・・・(さぼり癖)

 

今年こそは、毎日・・・とまではいかなくても、

少しずつでも充実化していこうと思いますので、

よろしくお願いします。

【日記】白鷹、社用車の荷物を整理する!

おはこんばんにちは。

白鷹です。

 

今晩は、社用車の中に積まれている様々な私物や仕事道具を

さっぱりしました!

 

一度荷下ろししてみると、出るわ出るわ様々な私物。

 

減らしてみたら車内がだいぶスッキリしました。

 

これは定期的にやっていきたいですね。

【警備関係】無線機の使い方講座・上級編「片側交互通行時の無線のやり取り」

おはこんばんにちは。

白鷹です。

 

今回は、上級編として片側交互通行時の無線のやり取り例を

乗せようと思います。

 

その前に、まず片側交互通行とは、何ぞやというお話ですが、

ここで話すと長くなりそうな気がするので、

割愛します。ごめんなさい。

 

ただ、一言いうならば、交通誘導警備員はこれができて

ようやくスタートラインに立つことができる登竜門的な

基本であり最重要である誘導の一つです。

 

まず片側交互通行時の無線交信例をざっと以下に記します。

 

 

【警備員A】

「ラスト白35」

 

【警備員B】

「白35通過確認。流します」

 

 

はい。

たったこれだけです。

では、簡単に解説します。

 

「ラスト白35」をわかりやすくかみ砕くと・・・

「最後の車両が、白35です。

 それ以降の車両は止めてますので、

 通過後流して下さい」

 

これだけです。

 

同様に「白35通過確認。流します」をわかりやすくかみ砕くと・・・

「白35が通過したのを目視で確認しました。

 こちらの待機している車両を流します」

 

これだけです。

 

尚「赤」は車の色、「35」は車番の下2桁です。

 

実際にはもっと色々な種類の交信内容が飛び交いますが、

基礎知識としては十分かと思います。

 

尚、突貫と思い付きで作った内容なので、乞う

今後初級~上級を逐次修正・追記していく予定です。

 

今後の修正に乞うご期待ください!

【警備関係】無線機の使い方講座・中級編「交信内容について」

おはこんばんにちは。

白鷹です。

 

初級編では、使い方を主に説明しましたが、

今回は交信内容について、少しお話ししようと思います。

 

交信内容・・・と言ってもわかりづらいと思いますので、

もう少しわかりやすくすると・・・

 

ズバリ何を話せばいいのか?

 

・・・ということです!

 

ほとんどの隊員さんが、まずここでつまづきます。

何を話したらいいのか、何を伝えたらいいのか、

わからないんです。

 

教育の段階で、色々お話しできればいいのですが、

なかなかそうもいかず現場に出てしまう

隊員さんも多くいらっしゃいます。

 

なので、簡単に以下の言葉を真似してみることを

お勧めします。

 

※これは実際に、白鷹が現場で使っている交信内容です。

 

【開局及びテスト交信内容】

「こちら白鷹。無線開局しました。感度いかがでしょうか?」

 

 

【誰かを呼ぶとき】

「白鷹から〇〇さん。応答願います」

 

中級編の締めくくりとして・・・

 

無線は、慣れるまでは「正確」に伝えることを重視してください。

交信相手がベテランさんだと怒られるかもしれませんが、

そもそも「正確」に伝わっていないと元も子もありません。

 

慣れてきたら「短く」伝えることを意識していくと、

良いと思います。

 

上級編では、片側交互通行の無線について話していこうと思います。

【警備関係】無線機の使い方講座・初級編「無線機について」

おはこんばんにちは。

白鷹です。

 

今日は、警備員になったら

ほぼ間違いなく使うことになるであろう無線機の

主に使い方について記していこうと思います。

 

まず無線機と言っても様々な種類がありますが、

交通誘導警備員が主に使用する無線機は、

特定小電力トランシーバー」と呼ばれるものです。

 

我々が、俗に「特小」とか、単に「無線」と呼んだら、

ほぼ間違いなくこれですね。

 

使い方は、とてもシンプル。

以下の通りです。

 

【使い方】

 1.電源を入れる。

 2.チャンネルを合わせる。

 3.開局及びテスト交信をして、繋がっていることを確認する。

 

たった、これだけです。

現場で一度でも使えば、チャンネル合わせに戸惑うかもしれませんが、

次第に慣れて、使うだけなら問題なくなることでしょう。

 

・・・しかし、問題はこれからです。

 

中級編では、主に交信内容について記していこうと思います。